zArAmeとのスプリット

 5月27日札幌SOUND CLUEにて開催されたNOCON vol.7を観てきた。
共通のテーマを掲げてのライブ、とにかく全バンド良かったなぁと思う。
気になっていた新生Discharming manはそぎ落とされた音がかっこよかった、偉そうですがこれからもっともっと凄いものが観れそう。
そしてトリのzArAmeのライブはステージもフロアの熱も最高潮だった。
ブッチャーズのカバーも新曲も演奏されていて、それが素晴らしく、涙腺にきた。

ツイッターでは告知したのですが、その2曲、Stiff Slackから出させて頂くzArAmeとSOSITEとの7インチレコードでのスプリットに収録されます。
このスプリットは、それぞれbloodthirsty butchersの曲のカバーを1曲、オリジナルの新曲を1曲と、各バンド2曲ずつで構成されます。

どう言葉にしていいか分からないけれど、これを出させていただくことになるまでの軌跡(自分で言うのもあれですが)、その中には様々なことが含まれていると思うけれど、全てをひっくるんだ上で今回に至っている。
それを思うだけで、個人的に胸にこみ上げてくるものがあります。

zArAmeの皆さんは言うまでもなく大先輩で、私がバンドを始めたての時に、皆さんそれぞれやってらしたバンドのライブを観ていて、まさか今回のようなことをやらせて頂くなんて思ってもみなかった。
先日まで、うわー曲作らなきゃ・・・!!と、なってたので(私はここ数年録音日が決まってから焦って曲作りするスタイルです)じっくり考える余裕がなかったのですが、改めて考えると本当に嬉しすぎる事件。


そして、昨年のNOCON vol.3、またの名を吉村秀樹会、に出させて頂く際、イベント自体にブッチャーズのカバーを1曲お願いしているけれど、小松さんがいるのでやらなくても大丈夫です、とのお申し出を受けていた。
ブッチャーズのメンバーでもある小松さんとカバーをするなんて、何だかファンの方達に申し訳ない気がしたのと、小松さんがやるということで、観て下さる方の期待を思うと、チキンな私は不安だった。
その旨小松さんに伝えたのだが、サプライズでやろうよ!と真っ直ぐな目で言われると、それ以上は何も言えなかった。
コードを勉強せずに自分押さえでやってきた私にとって、曲の音を探すのは結構苦労したけれど、どうにかやり、緊張の中ライブで披露。
終了直後に小松さんからダメ出しを喰らい凹んだりもしたけど、ゲンドウさんがそう思って下さっていたなんて、数日前ツイッターで知ったよ・・・





小松さんからただ「スプリットはカバーで」としか聞いてなかったから・・・言ってよ、小松さん!

私にとってブッチャーズはまだ掴みきれていない存在なのですが、後世にたくさんの道を今尚作り続けているバンドだということは理解している。
zArAmeとのスプリットを作るというのも一つの道だと思っています。

とにかく、zArAmeのカバーも新曲もヤバすぎるので、それだけでもスプリットを買う価値があると思います。
発売日などの詳細は決まり次第またアナウンスさせて頂きます、どうぞよろしくお願い致します!