ソロアルバム発売


ソロアルバム発売中です!




かくら美慧 1st Album 『女生徒』
diskunion/secreta tradesより5/20リリース

エレキギターでの弾き語りをメインに、Crypt Cityの中尾憲太郎(Ba)、戸高賢史(Gu)、小松正宏(Dr)、赤犬/MaNHATTANの 濱本大輔(Dr)とPAELLASの金菱雅春(Ba)がバックで参加したバンドサウンドナンバーを3曲収録した全10曲作品。
胸騒ぎのする不穏なコード、予測を裏切られる展開のギターに、シンプルなメロディを乗せた作風は、捉えどころのないアンニュイな魅力を持つ。打ち込みのリズム入りの楽曲は、愛らしいレトロフューチャーな味わいに。アコースティックギターを用いたフォーキーな弾き語りでは、SOSITEでは見せない彼女の新たな魅力を引き出している。歌詞では、等身大の女性の日常描写や心の空虚感が綴られ、特に陰の部分の心情を、それとは対照的な真っ直ぐで透き通る歌声で歌うちぐはぐ感がユニーク。録音、MIX、マスタリングは、ゆらゆら帝国やOGRE YOU ASSHOLEなどを手掛けるエンジニア 中村宗一郎が担当。


かくら美慧 Misato Kakura (G/Vo) 【BIOGRAPHY】
2005年に札幌にて前身バンド『ネクタリン』を結成し、本格的に音楽活動を開始。翌年、バンド名を『SOSITE』に改名。2008年、拠点を札幌から東京に移し、2009年に小松正宏を新ドラマーに迎え、活動シーンを広げていく。2011年 SOSITE 1st Album『IMU』リリース。かくらかる名義で、ソロでのライブ活動を開始。2013年 SOSITE 2nd Album 『Syronicus』リリース。



女生徒MV




視聴サイト https://soundcloud.com/misato-kakura/sets/jyoseito


特典(未発表曲入りCD-R)付き販売店一覧

・ディスクユニオン各店
ディスクユニオンオンラインショップ
DIWオンラインショップ
・TOWER RECORDS新宿店
・TOWER RECORDS渋谷店
・TOWER RECORDS札幌ピヴォ店
・TOWER RECORDS難波店
・TOWER RECORDS名古屋パルコ店
・HMV record shop 渋谷
・奈良THROAT RECORDS



オンラインショップ(特典なし)

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HMV
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ハピネット


10月連休日記②

10/10
出掛ける親を見送り、用意していてもらった朝ごはんをいただく。
身支度を整えた後、最後のダメ押し・・・!とばかりに練習したら、出るのが遅れてしまった。
西沢水産ビルに行くなんて何年振りだろうか。遠くからビルが見えた時、あーあれだと嬉しくなる。
会場に入ると中の装飾が可愛い。


受付で取り置きのやり取りなどしていると、高橋さんが上から降りてきたが、かなりお忙しそうなので挨拶もそこそこに別れる。
その後は機材置き場の部屋のカビ臭が山形の第二公園スタジオと全く同じでこれは・・・!とテンションが上がる。
写真は撮ったり撮らなかったりしていたので、まばらだけれど以降のこと書きます。

初めにNOTWONK観ようとしたけど会場満員で断念。
次にFUCKERを観に行く。西沢スタジオは靴を脱ぐスタイルで小さい玄関が靴で溢れかえる。
その日も谷口さん節が冴え渡っていた。
途中で抜けて4年振りのjealousguy。まさみさんの才能に改めて感嘆。



次はECD+ILICCIT TSUBOI。
会場の一体感が半端なく、皆さん待ち望んでいたんだなぁと胸がジーン。



次はchikyunokikiを観に行ったが人でパンパンでほんの少しだけ音を聴いて退室、残念。
移動しLimited Express (has gone?)。実はかなり久しぶりにライブを観させていただき、現体制のライブは初見。
皆のアイドルゆかりさんのステージ縦横無尽具合、男性陣のパワフルな演奏が合わさり破壊力とんでもなかった。



私はこんな方達に自分のライブのサポートを頼み、恐れ多すぎだったのではないかと胸がヒヤリとしつつspartan kixxを観に移動。
きっけんさんが和やかな雰囲気の中電子音を鳴らしているお姿を見るとハッピーな気分になれた。
確かここら辺から私の緊張がいよいよピークに向かっており、またまたダメ押しの練習をしたり、しかしちゃっかり台湾料理ごとうのルーロー飯を食べたり(美味しかった)した後、HAPPENING STYLEを観に移動。
ティーンズの頃以来だったけれど、ダイナミックさとグルーブ感がすごく増していて(偉そうにすみません)会場がとても盛り上がっていた。
高橋さんのギターは最近カラーミーで観る事が多かったけど、こちらだと更にじっくり観れて凝視。
マンモス主催にして3ステージもこなす高橋さんの色とりどりなギター、観ていて胸熱くなる。



次はTg.Atlasだ~と移動すると、満員でさっぱり観れず、苦々しい気持ちで外で音を聴いた。
そうこうしているともう自分のセッティングの時間が迫っており、同じ会場で私の前のTHE THANKSを観るも正直頭の中は自分のことでいっぱいだった。
さぁ自分の準備の時間。高橋さん達が手伝って下さり、ゆかりさんもんでんさんとセッティング。
谷口さんが音をアドバイスして下さってありがたかった。かなりギリギリまでリハをしていよいよ本番。
自分のライブが良かったかどうかはさっぱり分からない。
いっぱいいっぱいで・・・途中ゆかりさんともんでんさんが加わって下さってから、ますます自分のメーターが振り切れ訳が分からなくなっていたが、ゆかりさんが落ち着いて引っ張っていってくれ、もんでんさんは力強いドラムで支えて下さった。
ありがとうございました、お二人にやっていただき本当に良かった。
あと、ゆかりさんWise boyという曲でサビ(?)キュートなコーラスして下さったの!
どなたか録画して下さっている方いないかなぁ。
写真は後で他の方が撮って下さったのを貼らせてもらおう。

自分のライブが終わり、もう後は好きに楽しめる・・・安堵の気持ちとワクワク感がこみ上げながら片付け終わったら、ゆかりさんがビール差し入れて下さった!
色々お話して幸せな一時。


長くなったのでまた次回!

10月連休日記①

8月の山形・福島や9月12日のことやシルバーウィークのことなど書きたいことが溜まっていたのだが、獲れたて新鮮なうちに・・・ということで今回の三連休から行こう。
というか8月ってもう二ヶ月前・・・(一応書きかけてはいるんです、写真などを載せようと思うと時間がかかって・・・)
 

10/8
夜リミエキゆかりさん、もんでんさんと2回目のスタジオ。
1時間の間演る曲を繰り返しまくる。
22時半頃帰ってきて、ゴロゴロした後これから15分仮眠して0時に起きてから明日の荷造りやギターの練習をしよう、とタイマーを設定したのだが、ハッと起きた時には、サンサンと蛍光灯の明かりが降り注ぐ中、時計の針が朝6時を指していた。
 

10/9
それからもちろん二度寝し、9時頃起きて焦って用意。
バタバタと家を出て自転車のカゴに無理やりキャリーバッグを積み込み、肩にはギターケース、中々ハードな運転。
駐輪場に着く頃、何か嫌な予感がし鞄の中を見た所、飛行機のチケットがない。
やってしまった・・・!
もちろんすぐに戻らなければならないが、この荷物のまま行くのは面倒だし遅くなる。
色々なリスクの心配は面倒な気持ちを上回ることは出来ず、駐輪場で駄弁っている高齢の管理員さん達に荷物を預かってもらうよう頼む。
「何かあったら責任持てないので」と断れるかと思いきやあっさりOK。
お礼を言い家まで激チャリ。
チケットをゲットし汗だくでまた駐輪場に戻ると、管理員さんは「これゴルフバッグ?」と私に聞いてきた。
電車に乗り無事空港に着き、荷物を預けるためにカウンターへ行くと混んでいる。
私の飛行機の時間は優先の列に行くよう言われすぐ順番が来た。
ギターを入れるケースが不足していたようで、わざわざ違うカウンターにまで取りに行ってもらい、それをずっと待っている間、列に並ぶ人々の、まだかよコイツ・・・という熱い想いを背中で受け止める。
空弁としてイカめしを買う。
機内でワクワクしながら開封したら、イカの匂いが辺りに充満し、大変居たたまれない気持ちになった。
美味しかったが、空弁として買うのは今後やめようと思う。
空港~地元の駅~バスと寒さに震えつつ実家に戻り、親の帰りを待つ間昨晩の過ちを取り返すかのようにギターを弾く。
その後親と回転寿司へ。
ホタテが美味しかった。帰ってきて甘いもの食べたり何だり。
翌日からのことを思うと緊張しかない。
 

写真の東京は快晴だったが、札幌はどんより天気だった。




ここぞとばかりに高い皿を食べてごめんなさい、父母。

北海道へ


 明日から北海道にライブをしに行ってきます。
10/10 札幌にてCOLOR ME BLOOD RED、HAPPENING STYLE、遠藤コア、BEAUTiFUL更に過去数々のバンドをされてきた高橋さんと、olololopの水上さん達が主催するマンモス2015
10/11 札幌にてこれまた高橋さん主催、マンモス2015後夜祭的イベントPARTY DUDE!!ALL NIGHT!!
10/12 留萌にて、2 MAN LIVE~留萌映画上映記念~


どれも激マブイベント。
このような機会を与えて頂き本当に感謝しています、ありがとうございます。
体力の心配や緊張などありますが、楽しんできたいと思います。
何故かフェイスブックでは、ライブかましてきます、などと私が綴っていて、深夜のテンションってこわいなと思いました。


2015.10.10(土) at 北海道札幌西沢水産ビル(161倉庫、Zippy Hall、空きテナントなど西沢水産ビル内の6会場を使用、複数のステージでライブ同時開催)


高橋(COLOR ME BLOOD RED,遠藤コア,HAPPENING STYLE )&水上(Olololop,リズム制作所チーム)presents「マンモス2015」

出演
空間現代(東京)
GuruConnect(東京)
COSMIC NEUROSE(東京)
skillkills(東京)
ダダリズム(大阪)
FUCKER(東京)
VOGOS(東京)
よだまりえ(東京)
Limited Express(has gone?)(東京)
ReddTemple(郡山)
ECD+ILLICIT TSUBOI(東京)
かくら美慧(東京)
AOTA
Atsuhiko Nakatsubo
遠藤コア
幻衛奇太郎
Coral Hawaiian Orchestra
3rd happy hardgore
zarame
THE THANKS
Jealousguy
湿った犬
syava the hotel
Spartan kixx
高橋幾郎
TG.Atlas
Discharming Man
NOT WONK
the hatch
HAPPENING STYLE
Boys don’t cry
MAPPY
motoyama+mizukami+リズム制作所チーム
REBEL MUSICAL
ロブサントレイン
…and more

★黄倉未来プロデュースによるスナック「ワレ目」開店
★FOOD 台湾料理ごとう etc
★PH リョウイチ・カワジリ
★インスタレーション gulimmer

open 12:30 start 13:00 終演 23:00
前売り¥3,800 当日¥4,500
先行前売りチケット¥3,800+Tシャツ付(50枚限定)

詳細 http://mammoth2015.tumblr.com/

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2015.10.11(日) at北海道札幌白石PIGSTY

「PARTY DUDE!!ALL NIGHT!!」

出演
SOSITE(東京)
VOGOS(東京)
3rd happy hardgore
the hatch
BEAUTiFUL
…and more!!

OPEN 23:00~ALL NIGHT!!
チケット/当日1,000円
※マンモス2015、打打打打、どちらかに行った方は500円


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12日は映画の上映会の後、別会場にてライブがあります。
是非どちらもいらして下さい!

2015.10.12 (祝・月) at 北海道留萌市文化センター
bloodthirsty butchersドキュメンタリー 『kocorono』 石井岳龍監督×bloodthirsty butchers映画『ソレダケ/that's it』 留萌上映会 北海道留萌市文化センター 上映12時半 2作品で1500円



2015.10.12 (祝・月) at 北海道留萌NEW PORT

「2 MAN LIVE~留萌映画上映記念~」

出演
射守矢雄と平松学
SOSITE

OPEN 18:00 START 18:30 END 21:00予定
チケット¥2,500 (DRINK代別)
チケット取り扱い NEW PORT、合同庁舎前セブンイレブン、澤井石油、吉崎レコード店

問い合わせ NEW PORT tel:0164-42-0916


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15.7.3 女生徒レコ発写真

 よく仕組みを理解していなかった自分が悪いのかもしれないが、グーグルで知らない間にバックアップがされていた携帯の画像をグーグル上で削除したら、携帯上のデータも消えておりうろたえている。
端末の分も消えるならそうと言ってほしい。
復元するやり方を調べつつ、取り掛かるのが面倒で放置している。
思い出は私の中に・・・と言っても、現物があるに越したことはないよね!

事ある毎に記念撮影をする家庭で育ったためか、写真小僧になることが度々ある(と言っても最近はもっぱら携帯)。
後で見ることはそんなに多くないかもしれないが、もう二度と戻ることのない瞬間が写真に納まるというのは、素晴らしいことだと思う。

 その話を踏まえつつ、カメラマンの松島幹さんhttp://www.mikimatsushima.com/index.html
に7/3に下北沢THREEで行った女生徒レコ発で撮って頂いた自分の演奏写真を2ヶ月の時を経てアップさせてもらう(遅れて本当にすみません・・・)。
あの時の一瞬一瞬が写真に。
素晴らしい!
自分はこんな風に人前で演奏していたんだなぁなどとしみじみ眺めつつ、変顔写真はしっかり選別しアップしない女心は忘れない。







最初は一人で2曲演奏。
次はPAELLAS金菱さんにパッドでリズムを演奏して頂き二人で2曲。


その次は、濱本さんにドラムで入って頂き金菱さんはベースで三人での演奏。







スペシャルゲストにトンカツ二宮さん!
Wise boyという曲でヴィブラスラップをやって頂く。













恐れ多くも当日にお願いしたにも関わらず快く引き受けて下さりました。
とっても楽しくやれました。





















という感じでバンド編成でアンコール含め5曲。
二人以外での演奏ってソロアルバムを作る前はほとんどやったことがなかったのですが、不慣れな私に付き合って下さった濱本さんと金菱さんには感謝しきれないです。
また一緒にやらせてもらえたらいいな。

そして写真を撮って下さった松島さん本当にありがとうございました!

迷推理

 最近一気に涼しくなり、道産子の私としては快適であるが、まだ干していない梅のことを思うと喜んではいられず、あのギラギラした太陽よカムバック!と願っている。


 「髪、長いと大人っぽいけど悪く言うと老けて見えるかも」と、私の髪をまじまじと見た小松さんが言う。
『短くした方が良いかな・・・?』
「あの若いタレントの子の髪型にしたら良いんじゃない?誰だっけ、えーと・・・広瀬香美!」

ロマンスの神様、香美でしょうか?と心の中で呟くと、ロマンスの神様がお答えになるまでもなく、いや、すずでしょとの答えが自分からあった。
ちょうど翌日美容室を予約していた私は、帰りの電車で血眼で広瀬すず 髪型で検索しまくる。
もう頭の中は広瀬すずのボブでいっぱいになっており、翌日美容室で髪型をリクエストする時に、スズ・・・ヒロセスズ・・・みたいに・・・と美容師さんに言った所、「それは短すぎだと思う」と、おっしゃる
え、短いですかね・・・?と彼女の画像をスマホで見せるなどかすかに抵抗してみたが、美容師さんは「切ってもこれ位かな」とセミロング程の長さに手を置く。
その他ボブの手入れの面倒さ等を話し合い、私はすっかり意気消沈。
広瀬すずボブをあきらめたものの、小松さんに言われたことが気になるので、美容師さんにそれを伝えると、笑いながら若作りに尽力してくださった。
その後小松さんと会う機会がなく、ニュー髪型を見せることが出来ていない内に前髪が伸び自分カットをしてしまった。

 
 断舎離が流行ったのは数年前だろうか。
不要なものを処分するというのは良いことかもしれないが、ごみ収集場に連れて行かれた、持ち主にすればごみ、とある人にすれば宝がたくさん廃棄されたのだと思うと悲しい。  

何でかふと、昔のおもちゃについて思い出した。 
コンパクトを開くと中が部屋みたいになっているおもちゃが昔売っていたよなぁと。
早速検索すると、そのおもちゃは昔確かにあったが、とっくに廃盤になっていた。
もう手に入らないと思うとやけに欲しくなるのが人間の性で、私も例に漏れず検索しまくり、ネットで注文した。
そういえばこのシリーズのおもちゃが昔家になかっただろうか、と気付いたのは商品が届く前で、記憶を手繰り寄せるとどうも祖母にもらい遊んだような気がする。
早速検索で出てきた画像を添付したメールを祖母に送ると、定かではないがあげたような気がすると返事があった。
それを受けて母に確認すると、おもちゃはほとんど捨てたのだと言う。
断舎離コノヤローと思いながら、祖母に家にはもうないようだと返事をする。
すると、祖母からまた返ってきたメールにはこんなことが書かれていた。

『昔のおもちゃを思い出し、手にしてみたくなりネットで捜し求めスリルを楽しむ心の余裕、独身のあなたに何か変化がとは祖母の思い過ぎでしょうか?』

そこにはシャーロック・ホームズもびっくりの推理が繰り広げられており、携帯を持つ私の手は震えた。
残念ながらその推理にはNOと言うしかなく、どう返事をすればいいか分からないまま時は流れ、最終的にそれに一切触れずに返信するという荒技を行使した2015年秋。





来週とても良い面子でのライブがあります!

2015.9.11(金)@小岩BUSHBASH
HOSONE presents「in the mood vol.6」

bossston cruizing mania
TIALA
GuruConnect
年貢
かくら美慧

open18:30  start 19:00
前売¥1800+1D


是非いらして下さいね!


7/19続き

ご飯を食べた後は、後藤さんの奥様と会場へ向かう。
一体どんな所なのかと思っていたら、私の地元にあるツタヤを倍以上大きくしたような建物がドーンと現れ、「こ、こ、ここですか・・・?」となる。
今回は後藤さんが藤野恵美さんのアルバムリリースを手伝っており、そのプロモーション活動の一環でこちらでライブをすることになり、私も混ぜていただいたというわけだ。
ライブスペースに向かうと、看板など立派なものを作っていただいており驚く。
リハをしていると、何やってんだ、という感じで一般のお客さんが覗くが、少しするとフーンという感じで去っていく。あぁ本番はどんな感じなんだ。
ドキドキしている暇もなく、控え室に行き藤野さんとご挨拶して、今日は喉の調子が悪いと言う藤野さんは、これいいんですよと龍角散ダイレクトピーチ味を下さった。
ありがたくいただき、これで喉の調子はバッチリや!!とステージへ。
店内のBGMと、お客さんの話し声をバックにしての演奏。
更に蛍光灯の光がさんさんと降り注ぎ視界も良好、周りの様子が嫌でも目に飛び込んでくる。
初めてだらけの空間にうろたえつつも、ミ、ミュージシャンは、どんな環境でだってライブ出来なければならない・・・はず・・・!
と燃えたものの、ライブが終わる頃にはその炎はすっかり鎮火されたへなちょこである。
その割りに控え室にあった差し入れのドーナッツはきっちりいただく。
藤野さんのライブは私と違い、MCから何からキッチリされていてうらやましくなる。


その後藤野さんの二軒目のライブ会場(素敵なお店)に後藤さん達と一緒に行く。
準備中に店を抜け出し外を眺めると、夕暮れの空と住宅街が何だか切なくさせられる絵になっており、写真を撮る。
時間になると、地元のバンド界隈の方達がぞくぞくといらっしゃって、皆さんの絆の深さに勝手に胸が熱くなった。
その後ライブを途中まで観ていたらもう帰らなければならない時間。
後藤さん夫妻に近くの駅まで送っていただく。
あっという間の二日間。
お礼とお別れを言う。
名残惜しいし、荷物は重いし、暑いしでヨロヨロと改札に向かった。
ホームのベンチに荷物を置き電車を待つ。
隣は法事帰りのような礼服のおじいさんおばあさんと娘と孫娘家族。記念撮影を自撮りされようとしていたので、撮影を申し出る。
そういえば家の祖父母は元気だろうか。故郷に想いを馳せた、多分。そうであってほしい。
到着した電車に乗り込むと、通路を挟んだ横の席では、「昔やんちゃしてました」系中年男性達と女性が宴会をしており、寝ようと決めていた計画は崩れ去った。
ひたすらゲームをすること二時間。
横の席は最初トランプでどんちゃんしていたが、いつの間にか男性二人で熱い仕事の話をしていた。
熱くなるのは勝手だが、もう少し声を抑えてほしい。と思いつつ、しっかり耳をそばだてる。
上野に着き、乗り換え。私が壁に立て掛けたギターが、目を放した隙に倒れそうになったのを、隣にいた好青年が支えてくれ、ドキッとする。
ドラマだとそこから何か始まるのかもしれないが、特に何も起こらないこの現実をよく味わう。

そんなこんなで家に無事着き、二日間のことを思い返しながらマミー(肌布団の名前)に包まれ私の福島遠征が終わった。

7/18、7/19

 前回の記事を投稿した翌日、自宅のベランダに蜂の屍が落ちており絶叫した。
先の土曜日はコガネムシの大きいバージョンが襲来し、悪戦苦闘。
私が一体何をしたというのか。

7月8月はライブが集中しており、9月以降はとんと決まっていないという謎スケジュールです、明日はまたライブ!
良い面子です!

さてさて書けていなかった振り返りを。

7/18は福島のいわきSONICへ。
朝9時前に中野に集合と言われていたが、私が乗ろうと思っていた電車に乗れなく、8:59に着く電車に乗ったことを小松さんに報告すると、『普通もっと早く着くように来るもんじゃない?』とマジトーンの返信がきており、見なかったことにする。
この日はカメラマンの前原猛さんもついてきて下さり、小松さんと猛さん交互に運転して頂いた。
私は免許を持っていないので、寝ないことと時折思い出したようにお菓子を勧めることに集中した。
どこのSAだったか忘れてしまったけど、quizkidの皆さんに遭遇。
外は太陽ピカーッ 頭フラーッ(サマージャム'95より)な天気。焼けたのか何なのか既に赤くなっている私の顔。
そんなこんなでいわきに着き、先にご飯へ。
調べていた会場近くの定食屋さんに行き、有名と書かれていたオムライスを食べる。味は普通。
その後SONICに着き挨拶もそこそこにリハ。
リハ後駅前のビルでお茶。トイレで化粧をして戻ったら小松さんに、遅い!と言われた。
猛さんは温泉に入りに湯本へ。こちらは駅周辺をブラブラ歩いていたら時間になったので戻る。
ライブはどのバンドも良かった!
やはりダーサテとクイズキッドは特別かっこいい演奏をされていた。

自分達は、あたたかい空気で迎えて頂きとても心強かった。
地方で演奏をした時、受け入れて下さっている空気を少しでも感じると胸が熱くなりますね。

その後は会場でそのまま打ち上げ。
企画者のワカマツさんは日本酒好きで、その日ご自分がセレクトした9種類の日本酒を出されていたのだけど、打ち上げでお話したら、その日本酒はそれぞれのバンドを観る時に合いそうだと思ったものを用意したのだそう。びっくり。
ワカマツさんの何から何まで想いのこもった企画に胸打たれる。
ちなみにSOSITEは「会津娘 にごり」でした。
聞いた時にはもう売り切れだったのでまた改めて飲みたいと思います。
ちなみにTo overflow evidenceのお酒「磐城壽 標葉にごり しろうま」がとっても気に入り、自分でも購入したいのだけど中々近くで売っている店がない・・・
To over~の堀さんが、自分達の日本酒を聞いて、「やっぱり俺達はにごりかぁ」とおっしゃっていたのがツボだった。

quizkidの日本酒は私は飲んでいないが、飲んだ方達が「あ、これquizkidだ!!」と叫ばれていた。
ウィスキーのような渋い味わいだそうで、名前は何だったっけ・・・
小松さんと猛さんは途中で帰っていき、私は突っ走りたい気持ちもあったが、翌日のことを思うと手にしている日本酒のカップを飲み干していいのか不安になり、ちびちび飲んでいたら少し余してしまった。ごめんなさい。

すごく失礼な話なのだけどSONICの女子トイレが怖く、その日初めてお会いしたにも関わらず、Tableのアスカさんに連れションを申し入れてしまった。
アスカさんは「気付かなくてごめんね」とおっしゃっていて、私はえ、そんな・・・と恐縮してしまったが、トイレにはしっかりついてきてもらう厚かましさは忘れない。
トイレはライブフロアと階が違い、広めのトイレは使用禁止と書かれている個室が何個かあり、私のビビリ心を駆り立てられるのだ・・・。
アスカさんのおかげで無事に用も足し、程なくして帰ることに。
To overの後藤さん夫妻のお家にお邪魔するため皆でドライブ。
お家に着く。後藤さんの奥様はすごくきっちりされていて、家がピシッとしてる、素敵!と一人思う。
夜食を食べ、四時過ぎに眠る。

暑さで時折起きたが昼頃にようやく布団から出る。
後藤さん達はもう出掛けられていて、身支度をした後奥様と二人コンビニに行き、私は買うものを延々と悩み、「優柔不断なんですね」とお言葉をいただく。
外は暑い。小名浜の商店街の通りが、北海道の田舎の商店街と似ていて、どこもそうなのだなと思う。


だめだ、この調子でいったら一体いつ終わるか分からない・・・!
スタミナ切れのため一旦ここで。

蝉の屍を越えてゆけ

 蝉の声が聞こえ始めた。
七日間精一杯生き、最後はコンクリートの上で生き絶えた蝉を恐る恐る避けねばならない季節の到来である。
昨日もさっそく誰かに踏まれた屍を、ヒッ・・・!と声が出そうになりながら足を高く上げ越えていく。
何をどうしてそうなったのか、死に場所を“私の家のベランダ”というニッチなチョイスをする蝉が昨年は二匹いたのでこちらの方も注意するのを忘れてはいけない。

題は、俺の屍を越えてゆけというゲームのもじり。
やったことはないが題がふと頭に浮かび、これだ!と膝を叩くならぬ、キーボードを叩く2015年夏。
今年も暑いです。


さてさて明日から行きますよ、山形と福島!
ありがたい&楽しみすぎな面子で、ドキドキワクワクしています。
たくさんの方に観ていただけたらいいな。


 2015.8.1(土) at山形・第二公園スタジオ

『HomePartyRearing vol.05』

出演
かくら美慧
篠原篤一
マルチ放電
くさびと

OPEN18:00 START18:30
Ticket¥1500(学生¥1000)




2015.8.2(日) at 福島県郡山PEAKACTION

『ドキュメント灰野上映と、ライブ』

出演
灰野敬二
ドラびでお
かくら美慧

OPEN 14:30 START 15:00
adv¥2500+1D
day¥3000+1D

ため息

 何から手をつければいいのか~分からないまま時は流れて~
ラブ・ストーリーは突然に風に。

企画を終えてから脱力感が半端なく、ふと気付くとあっという間に時間が過ぎている。
いただいた写真もまとめてアップして~フェイスブックも放置しているから更新したい、あとインスタも~
思っているものの行動が追いつかない。
私はマメさからはかけ離れた性格であるのに、SNSを三つもやり(除くミクシィ、ごめんなさい!)、更にこのブログ、加えてSOSITEのブログと、一体何をそんなに人様に発信したいのだと自身に問いたくなる。


 世の中に人前でため息をつく人は老若男女いる。
人のため息を聞いて不快に思わない人はあまりいないと思う。
ため息には
「はぁ」
「はあぁぁ」
「はあああぁぁぁぁあ」
というような、ショート、ミドル、ロングバージョンがあり、比較的ショートとミドルを聞くことが多いが、中にはロングを連続でかましたりする強者も見掛ける。
時には、舌打ちやちょっとした台詞を絡めるなど、組み合わせ次第でため息のバリエーションは無限である。

ただの呼吸に少しの声を載せるだけで、どうして不快に思ってしまうのだろう。
ネガティブなアピールに感じるから?
刷り込まれた「ため息をつくと幸せが逃げる」という迷信のおかげもある気がする。
どんな人がしたとしても気になってしまうけれど、その中でも見掛ける数の多さと存在感では、「中年サラリーマンのため息」が群を抜いていると私は思う。
唯でさえ、哀愁や威圧感が風貌から醸し出されていることが多いのにそれに加え、全身全霊で解き放ちました!というような、あの「はぁ」には結構な攻撃力があり、こちらのマインドに度々ダメージをもたらす。

彼らの抱えているものは大きい。
普通に生きていれば、仕事、家庭、健康、老後のことなど、全ての重圧や心配事がずっしり肩にのしかかっている年齢ではないだろうか。
それらがあのため息には詰まっているように思われる。
彼らが放つため息には重みがある。
小学校時代の私が少ない小遣いを握りしめ、及川光博と滝沢秀明どちらのブロマイドを買うか悩みに悩んでもらしたため息とは比べものにならない重さなのだ。

若くとも、上に書いたような重圧や心配事はあるだろうけれど、人生の折り返し地点を過ぎた人と、まだそこまで到達していない人とでは、心持が全然違うのではないか。
現に私はまだあまり実感を持っていないし。
それは私がちゃらんぽらんなだけかもしれない、という一抹の不安はさて置き、ここまで長々と書いたが言いたいことは結局、「人前でため息をつかないで」ただそれだけである。




さて、明日から福島に行って参ります!二日間の素敵な面子のライブ、楽しみです。





2015.7.18(土)at 福島club sonic iwaki

丸若屋本舗 ワカマツpresents『Lighter groove Writer vol.4 ~quizkid、DIRTY SATELITESレコ発~』

出演
quizkid(東京・福岡)
DIRTY SATELITES(東京)
SOSITE(東京)
Table(東京)
ミーワムーラ(いわき)
BottomTurN(いわき)
To overflow evidence(いわき)
シズク(いわき)
Genesis(いわき)

OPEN 15:00 START15:30
ADV 2,000円 DAY2,500円

【その他】 ・quizkid、DIRTY SATELITESスプリットレコ発
・超特濃メンツによる迫力のフロアライブ
・バーカウンターにて、福島のお酒を中心とした日本酒祭りを開催予定
・過去分も含む出演者のスケジュール・お知らせを転換中に上映




2015.7.19(日) at 福島Wonder Goo いわき鹿島店


『CD発売記念インストアライブ』

出演
藤野恵美
かくら美慧

start 15:30
入場無料


願い事

ずっと念頭にあったレコ発を終え、ホッとする間もなくありがたいことにライブがあるけれどまだ気持ちがオフっている。

企画前にナーバスになっている時は、CD出してお祝いするから皆来いよ!なんて、よくよく考えると結構なジャイアン的発想じゃないか・・・私はなんと出過ぎた真似をしたんだ・・・世の結婚式、お誕生日会、何がしかのパーティなるものにも同じことが言える、皆心にジャイアンを持っている・・・
こんな思考回路に陥りつつ、無事に執り行ったことをご報告します。
それはひとえに皆様のご協力あってのことです。
ご来場いただいた皆様、共演者、関係者の皆様、誠に感謝申し上げます!

今回の出演者の組み合わせ我ながらナイスだったと思う。
E.S.V、トンカツさん、左右どの方もとても良いライブだったな。
大さんやびっしーさんも良い演奏をして下さって。
自分のことはいっぱいいっぱいでよく覚えていない…



欲を言えば、もう少しお客様を呼べたら良かったなと思うけれど、それは私の諸々の実力不足ということで今後頑張るしかないな。
SOSITEで札幌で初めてやった企画の時とほとんど同じご来場数だったのが不思議だった。



さて昨日寝る前にツイッターを開くと、皆さん七夕の願い事を書かれていて、この日が七夕だということを思い出す。
23時50分に私も慌ててペンを探した(そういう時に限ってペンが見当たらない)。
唸りながら考えこんだ後に書いた文は、
「健康的で美味しいご飯が毎日食べられる」
であった。

20060623

イサイさんがブログに私のことを書いて下さっている。
https://lastchanceforaslowdance66.wordpress.com/2015/06/15/257/
もう7年も前のことになるのに、覚えていていただき、更に謝って下さるなんて。年齢もキャリアもずっと下の人間に対して、中々出来ることではないと思う。

9年前の今日、2006.6.23。
初めてご一緒したイベントは、the sunもそうだし、他にも憧れの先輩方が勢ぞろいで、それはそれは嬉しかった。
自分達相当はしゃいでいただろうな。
この日のことは私の中で大きくて、未だに日にちをしっかり覚えていてしまっている。

その後ご一緒する機会はなく、東京に行く前の最後の企画に誘わせていただいて。
イサイさんが書かれているようなお言葉をいただいた時は確かにショックだった。
私達が解散すると誤解されているのかなと当時思っていたけど、札幌でやっていくかいかないか、ということが焦点だったんだな。
実際に自分達は、もちろん発展は願えど、札幌の音楽シーンをどうしていきたいなど明確な意志を持って活動はしていなかったので、同じ意識を持っているかも対バン選びに加味するなら、そういった点で断られても仕方なかったと思う。
イサイさん達は、ずっとシーンを背負われてきていただろうから。
ご自身の音楽活動のあり方だとか、考えを表したのがいただいたお言葉だっただけ。誰が悪いというわけではない、と今では思えるけど、まだまだ若かった自分の中では苦い記憶としてインプットされてしまっていた。
今回お話でき、その記憶を上書きすることができました。
年数だけは経っても全くぺーぺーの自分に、誠実な対応をして下さってとても感謝しています。
それ抜きでも、久しぶりにお会いできてライブも観ていただいたの嬉しかったな。
書いていただいていることは恐縮な感じなので見合うように頑張らなくては…

イサイさんがまた音楽をやるきっかけになったzarame、今回の札幌では日にちが違い観ることができなかったので、9月12日の東京でのライブが今から楽しみです。
http://www.fever-popo.com/schedule/2015/09/12/

5/31,6/1

31日。
起きると頭がズキズキし、二日酔い状態でおいおいと思う。
身支度をし、小松さんに連絡してご
飯に行こうと誘う。
小松さんはハンバーガー、私はサヴォイに行きたく、小松さんが譲ってくれサヴォイへ。
ホワイトアスパラのカレーにする。アスパラ美味しかった。


その後機材の引き取りにスピリチュアルに向かった。

江河さんと落合い、オーナーのヒデキさんの所に鍵を受け取りに行く。
途中数々のヒデキさん伝説を教えてもらう。
スピリチュアルで鍵がうまく開かず困ったが何とか開いた。
機材をフロアに出したり何だり、途中魚頭さんもいらして車に運ぶ。

運送会社に寄ったり、ホテルに荷物を取りに行ったりしてる内に時間が迫ってきており、プレシャスホールへ向かう。
それにしてもいい天気。
江河さんと小松さん。

車内でのお話楽しかった。
プレシャスホールに行くのは初めてだったが、ライブハウスと雰囲気が違うのは勿論、一度だけ行ったことのある六本木のクラブともまた全然違った。
そして強面の店員の方達へ挨拶した所、返事がなくちびりそうになった。
あわあわしながらリハをし、私に会いにきてる人がいるというので上に行くと叔母が来ていた。
お土産を受け取り、狭い控え室に行ったらすぐ本番になった。
ライブはリハ同様あわあわし、前にいらした、優しそうなお客さんに気持ち的に随分助けられた。

写真かおりさんより

良かった点を挙げるなら、ソロのライブで曲に自分の気持ちを込めるということを初めて出来たかもしれないと最後の曲で思えたこと。
ライブ後、小松さんの率直なお言葉の数々に自分のライフが0になり、明日のジョーのかのシーンのようになる。

そんな中、私の次にライブをされていたbedの山口さんが、MCで私について触れて下さり、胸がジーンとする。

一つしか違わないのに山口さんはどうしてあんなにしっかりされているんだろう。ライブも余裕を感じる、うらやましい!
転換中当てもなく外にぶらっと出て戻ったら、受付の方がお帰りなさいと言って下さったその声のトーンがとても素敵で何だか頭に残っている。
大学の同級生や例の後輩と話したり、水玉さがしのよしこさんや、ディスチャ、evepartyのハシヅメさんとも色々お話できて嬉しかった。
タマキさんとゲンドウさんがお話されている所に私を混ぜていただいた時は緊張の余り、どうしたらいいか分からなかった。
「ゲンドウさんが、エフェクターの電池は100均で売っているマンガンで良いとおっしゃっていたという話を人づてに聞いてずっと真似してました・・・!」と私の中でゲンドウさんが絡む数少ない話を今ここでするべきなのかずっと考えていたら、いつの間にか話題がジャズの起源へと移り変わっていた。
正直ちんぷんかんぷんだったが、なるほど・・・という表情を作るのに必死でいたら、間もなくゲンドウさんはご自身の出番のため控え室に向かわれた
タマキさんと二人で「緊張した」と言い合った。

さて、どなたのライブを観ても、すごいや・・・!と心から思った。
それぞれの吉村さんやブッチャーズへの想い、語っても語らなくても伝わってくる。
蝦名さんの歌、とってもまっすぐで胸に響いた。あんな声を持っていたら人に聴かせなきゃだめだよね。
あとゲンドウさんとヒロシさんのライブ、最初から、うわぁ!(勿論良い意味で)という感じだったけど、最後にやっていた曲で全身が逆立つ感じがした。
江河さん、本当に吉村さんのこと大好きだったんだなって、想いが伝わる漫談と演奏でグッときた。
語られるエピソードは面白く、優しさが垣間見れる部分もホロリとくるし。
ご苦労された部分も含めて(!)大きな存在だったんだろうな。
最後はアイゴンさんがカッチリ〆られてライブは終了。

写真かおりさんより

長丁場のライブだった。バッと片付けて、ワルツへ。
ライブもそうだけど、そうそうたる面子の中に自分が紛れさせていただいているのが不思議な気分だった。
打ち上げは吉村さんの色んなお話や他にも面白いお話をたくさん聞くことが出来て、終止笑いっぱなし。

アイゴンさんがおっしゃっていた、吉村さんのエピソードを色々な人が話す映画、本当に出来たらすごく面白そう。
後半は前日の反省を活かし、水をたくさん飲む。
私は数時間したら帰らなければならないのだ。朝5時まで打ち上げは続いたけど、全然平気。数時間後のことを思わなければ・・・。
空は明るくなっていて、皆さんで記念写真を撮ったあとは散り散りに。
写真他の方より

ホテルに着いて、化粧を落として寝る。目覚ましは2時間後。
気が張っているからか、すんなり起きれ、ホテルを後にする。
朝のすすきのは人がそんなにいなくって、天候のせいもありさわやかな面持ち。
空港に着き、飛行機に乗り込む。
帰りたくなかった。
吉村さんのことを思うと、無邪気に楽しかったと言っていいのか分からないけど。
でもきっと湿っぽいより、楽しい会の方がいいはず。
今回ブッチャーズのカバーを1曲させていただいたけど、その曲の歌詞はとてつもなく繊細。
演奏も繊細だけど最後にはバーンとなって!(なんて拙い表現なんだ)
私のような関わりがそんなにあったわけではない人間が今回イベントにお邪魔させていただき、吉村さんやブッチャーズに少しだけ触れることが出来たような気がする。
いなくなっても、音は永遠に残るし、周りにいた方達が覚えている限りその中で生き続けているし、想いは直接でも間接的でも受け継がれていくのかなって。
あんなにたくさんの方々に愛されて、今でもたくさんの方々を動かしている。
すごいよなぁ。
月並みですが、そう思いました。


あっという間に東京に着く。
今朝までの出来事だっていうのが何だか不思議で、夢心地な気分で電車に乗ってビルの群れに向かう。
その日一日、札幌での数々のシーンと共に『今日は早く寝よう・・・』という言葉が頭を離れなかった。


 特別な思い出がまた増えました
関わっていただいた皆様ありがとうございます。
そして吉村さんと江河さん、こんな私を参加させて下さって本当にありがとうございました。


5/30

 30日朝。友人と会う約束のギリギリまで寝ていたので、親に起こされる。
のそのそと朝食をいただき、服をバッと着て出る。長年の友人なので、すっぴんだってへっちゃら。
子どもが生まれて里帰りしている友人の実家へ。中学生からずっと仲の良い数少ない友人、友人にも子どもにも会いたかったので、とても嬉しかった。

友人はすっかり良いお母さんになっていて、子どもも可愛い。
名前をまだ聞いていなかったので教えてもらうと、私が高校時代に好きだった先輩と同じ名前だったのでドキリとした。
読み方は違ったので、何となく良かったと思う。
一時間ちょっとでお暇し、家に戻る。
身支度をし、家族で回転寿司に行った(ほっきが美味しかった)後、人気のジェラート屋に連れて行ってもらう。

いつも何も構わない生活を送っているのに、アイスで体を冷やして良いのだろうか・・・とライブ前だけセンシティブな人間に変身し、複雑な思いでアイスをほおばる。その割にはちゃっかりダブルを注文し完食している。

駅まで送ってもらい、電車に乗り込む。
数年前には、いつもこの電車に乗ってライブハウスに向かっていたんだな等と感傷に浸る間もなく人にメールをしていたら着く。
時間まで少しあったのでタワレコへ。
HIPHOPグループがインストアライブをやっており、彼らの「Yeah北海道!!Yeah札幌!!」というメッセージをしかと受け止め、自分のCDを置いて頂いている所を見ようと売り場をうろつくと、ColorMeBloodRedの高橋さんに遭遇。
一緒に売り場へ行き、甲斐バンドの隣にあることを確認しテンションを上げ、また夜にと別れる。

担当者の方にご挨拶したかったがお忙しそうだったので後にしようと、一旦スピリチュアルへ。
OSRUMがリハをしており、この後にやらなきゃいけないのかと少々憂鬱になる。
江河さんがいらして、「女生徒の人ですか?!」とのボケに「やめて下さいよ~」としか返すことの出来ない自分に落胆しつつリハ。
終わった後は、荷物を置きにホテルへ。
少し身支度をし、またタワレコ。担当者の方は外出してしまったらしい。コメントを書き、写真を撮って頂く。
近くにいたカップルから、「誰だコイツ?」というような視線の集中砲火に耐えながら撮って頂いたが、翌日タワレコの方がツイッターに載せた当の写真はエラーで見れなくなっていた。
私の写真見れないです、等と指摘する勇気は勿論なく、あのカップルの視線を虚しく思い出しながらツイッターを閉じる。

話が飛んでしまった。
スピリチュアルに戻るとGOMNUPERSの健さんとかがいらしてお話する。
物販に入って用意していると、昔からSOSITEを観ていただいている方が来て下さる。
まいことの時からだから、もう9年。未だに観ていただけるなんて嬉しい。
一番目のevepartyが始まる。ピースフルな曲とライブ。観ていて自然と笑顔になれる。地獄のロッカー良かった!

次はOSRUM。自分の出番前で、がっつりは観れなかったけど、迫力がやはりすごかった。出番逆がよかった・・・。
自分のライブは・・・小松さんからMC“は”良かったと言われた、はは・・・
次はbed。気持ちが凹んでたため観るのが辛くなる良いライブ。bedは何て良いバンドなんだ!今も頭に曲が流れている。
ラストはシークレットゲスト。
実は、来てくれた方達に挨拶などしていたらほとんど観れずに終わってしまい惜しいことをした。
終演後、挨拶もそこそこにバタバタと片付けをした後、打ち上げ。



写真かおりさんより

たくさんの方がいらしてとにかく楽しく、翌日他の方から私が相当酔ってたと聞かされる。
よく覚えているのは、私が健さんに私の物販のバッチを見せると、「おめぇ東京で何してんだ!」と言われたことと、evepartyの沖田ちゃんに何の説得力もない恋愛のアドバイスをしたことと、皆で楽しく写真を撮ったことと、スピリチュアルオーナーのヒデキさんが釣った鮭を使った三平汁がやたら塩分が強かったことと、魚頭さんと健さんのやり取りが面白かったことと、高橋さんが泥酔してよろけてトイレに突っ込んだことと、トイレと言えばスピリチュアルのトイレの鍵の位置が変わっていて見つけられず何てワイルドなライブハウスになったんだ…とノーロックで用を足しかけたことと、あと何があったかな、とにかく楽しかったです。
タクシーでホテルに戻ってザッと顔を洗って3:30頃寝た。




写真は物販のバッチです。