私は中々鈍い所があるので、言われた事に対してかなーり時間が経ってから、怒りが湧き上がる事が度々ある。
その場で反応出来ていたらよかったが、時間が経っているので発言者に言うに言えず一人悶々とするのである。
今朝もふと、言われた言葉を思い出し、よく考えたらあれって失礼だよね、と思った瞬間ギュゴンと頭に血が上った。その時に失礼さに気付かなかった自分にも腹が立つ。

しかし、本人に伝える気はないのだから、怒りに捕らわれていても仕方ない。これ以上眉間に皺を刻む代わりに、LOVE&PEACE! こういった類の言葉を胸に刻もうと思う。
敵を愛し、頬を殴られたなら、もう一方の頬を差し出せ!(※私は無宗教です)
愛ってすごいわ。


 今まで露ほども気にしていなかったのに、突如その事が気になりだして仕方ない、という事がある。
私は今その事が包丁。
一人暮らしを始める際、母が適当に選んだ包丁1本とシャープナーをずっと使っていたけど、包丁を改めて見ると刃先がこぼれまくっている。
もう一本あると便利だなぁとは思っていたけど、主になる包丁がこれでは・・・となったのは、昨年何故かライブイベントで食べ物を提供する事になった時。
あれは困ったね。
人に食べて頂く物、と考えると、自分の毎日の適当なご飯作りとは明らかに目線が違ってくる。
何事も「人」という目線で考えると、普段気にならない事が気になりだす。
その時も、こんなもんだと思って使っていた包丁の、食材への刃の入り方とか切り口が良くない事が妙に気になりだした。
その時は仕方ないのでそのまま使ったけど、今また改めて刃を見ると、これではいけないなぁと包丁について調べだした。
あまり良い包丁でもないし新調してしまえ、というわけ。

私は、そこまで凝り性ではないのに、無駄に調べ上げ、情報の多さに迷いに迷った挙句、もういい!と結局直感に任せて買ったりするタイプである。
今回も色々調べた。だって失敗する余裕ないからね!

包丁に大して関心を持っていなかった私は目から鱗な事がたくさんあったよ。
あんなにたくさん鋼材の種類があったなんて知らなかった・・・。
主に和包丁の鋼材についてだけどこれが分かりやすいかな?
http://saitouhamono.com/kouzai.html

鋼にすれば、切れ味はするどいが錆びるので手入れが面倒。ステンレスにすれば、錆びはしないが、切れ味は鋼より劣る。
どちらも捨てがたい私に、鋼をステンレスで挟んだ割り込み材を使った包丁がいいのではないか
と思うけども、気になるお店は鋼のみなんだよなぁ。あぁ難しい。
とりあえず、えーい!と、ステンレスV金1号のペティナイフだけ買っておいた。
後はメインで使う三徳包丁か牛刀をどうするか悩んでいる。私に鋼のメンテナンスが出来るのだろうか。
さらに砥石も迷っている。何個も揃えられないので一個で間に合わせたいが、一般家庭で一つだけというならこれ、と言われる中砥にも種類がある。

うーん。