詳細に思い出すGW3

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 この日は、どこかに出かけようかという話になっていた。
祖母は体調が悪いので祖父と留守番。
朝、どこに行きたいか話し合っていると、母が飛行機の機内誌に載っていたカフェに行きたいとの事でそこへ向かう。

              


高速から見えるUFOチックな塔?







私は携帯でナビを見ていたので、全然写真が撮れなかったけれど、大好物な景色が広がる街が目的のうきは市だった。この写真は普通。






うきは駅と、その周辺の家。







 母の目当ての店に行ったら、大行列。断念して、系列の小さい店で抹茶アイスを買い外で食べた。
緑の中で、大きな黒アゲハやエメラルドのアゲハが舞っているのを眺める。
食べた後、アイスのお店で売っていた物をお土産にしようと、もう一度入った。先客が注文に時間がかかっているので、安心して存分に迷っていたら、待ちきれなくなった母が来た。
母に早く並ぶよう促され、先客の後ろでしばし待っていた。三畳広さしかない狭い店内。私達のすぐ後ろにある入り口から女性4人が入ってきて前に行き、レジの所に並んでいる商品を見ている。

先客の会計がやっと終わり、私がレジに進むと、店員が「お次のお客様は」と言い、私と女性達を交互に見る。
え?と思いながら、商品を出そうとしたら、その女性達が「えーと」と頼みだした。そのまま受ける店員。
私は一気に買う気が失せて帰りたかったが、隣には母がいる・・・
我慢してそのまま待って買ったが、しばらくイライラが収まらず、ついには福岡の女性の人間性に疑問を抱いたり、あの女性達に罰が下らないかと考えたりする始末。
一時は住みたいとまで思った福岡を嫌いになりたくないので、あの人達はどこか遠い遠い縁のない土地から来た人達なんだと思うと、幾分気が晴れた。

そもそも、最初に横入りされた段階で言っておけば良かったのに後の祭りである。