早く梅雨よ終わっておくれ。
金曜日の夜から日曜日まで随分気ままに過ごした。
好きな時間に起き、映画を5本借りて一気に観たり、湯船に浸かりながら本を読んだり、思い立って築地の市場に行ってみたり、溜まった家事をしたり。
日曜日の夕方、洗濯物を畳み終え、ベッドにごろんと寝転がりマミー(肌布団の名前)を胸に抱くと、開けていた窓から風が入り、カーテンがそよりと揺れる。あぁ何と幸せだろうか。
思わず「最高・・・」と呟いたが、傍から見ればただの気色悪い女である。
観た映画と一言
・しあわせの雨傘
夫と娘の腹立つこと。
・ココ・アヴァン・シャネル
主人公が着ていたような白いネグリジェが欲しい。
・ココ・シャネル
上記のココ・アヴァン・シャネルとはまた違うアプローチで比べて楽しんだ、こちらの方が甘い雰囲気。
・幸せになるための27のドレス
これぞラブコメ、安心して観られる一本。
・ティファニーで朝食を
オードリーの恰好が一々素敵。やっぱり映画はハッピーエンドでなきゃ!
悲しい、痛い、怖いような映画は全部苦手で、未だにアメリカン・ビューティのラストがトラウマの私は、たまの映画鑑賞はラブコメや軽い気持ちで観られるものしか手が伸びない。
シャネルの映画を2本観たのは、図書館で借りた本の中に、「女を磨く ココ・シャネルの言葉」という、決して電車の中や人前で表紙を出したくないものがあり、
シャネルに興味を抱いたからである。
この本は著者の薄っぺらい解説が読んでいてしんどかったが(ごめんなさい)、本の中にあったシャネルの言葉に「香水をつけない女性に未来はない」というものがあった。
ここまで言い切られると、何人も彼女がいるモテモテの男性から数年前に受けた、香水よりボディクリームを使う方がいいとの教えを信じてきた私も大いに揺らぎ、早速香水をつけてしまった。
そう、私は中々影響されやすい女なのである。
シャネルは服を一枚重ねる度に香水を一吹きしていたそうで、シャネルが通った道は、100m後でも残り香があったという伝説があるそうだ。
って、それ香害ってやつではないですか!?と思ったのだが、実際の所どうだったのだろう。
築地の市場は場内に行ったのだが、土曜日の10時半頃に着くと、ほとんどが店じまいの準備をしていた。
遅かった・・・!とショックを胸に徘徊してみたが、目当ての魚はなく。
行くなら8時位に着くように行かないとだめだなぁ。
とりあえず、縦横無尽のターレーと、いかつく眼光鋭いお兄様達は、小心者の私のハートをいとも
簡単に縮ませる。
聞こえてくるベシャリも荒くて、これが海(に携わる)の男たちか・・・!と一人涙目でうろうろした。
あと長靴は必須。短い丈の物しか持っていないのでそれを履いていったけど、閉店準備している店が多いこともあってか、あちこちの通路で水をバシャーンとやっていらしたので地面は水浸し。
帰ったら、ズボンにあちこちシミが出来ていた。またこれが落ちない。
築地で買ったのは結局干しシイタケのみという結果だった。
何故干しシイタケを買ったかと言うと、明け方見た夢に何故か干しシイタケが出てきたのだ。
そのまま帰るのが惜しくて、店が何個か入っている場外のビルに入ると、目の前の店に干しシイタケが安く売られていたので、夢で見たことを思い出して買う。
しかし依然使っておらず、棚の肥やしになりそうな予感がぷんぷんしている。
そんな私の週末。