乗りかかった梅

 先程、福岡の事を振り返ろうと文字を打っていたけど、面倒な気分になりやめた。
どうやら風邪をひいたようだ。こいつまたかよ・・・と思われそうなので周りの人には言わないでおこう。
昨日、いきなりスタジオで歌いっぱなしで喉を痛めたか、もしくは朝起きたらお腹丸出しなのが何日か続いたからか。
何だか熱っぽい。微熱は、体がウィルスと戦っている証拠らしい。
体よ、そんな奴ら早くやっつけておしまい・・・!

なもので、ただでさえ少ない気力が、余計減っているようだ。


 一昨年、昨年、とやってみた梅干作り。
私は梅干が特に好きではない。というか、酸味を好まないのでむしろ苦手と言える。
なのに何故?
それは私の、知らない味を知ってみたい、という貪欲な食欲が全てだと思う。
昔ながらの、梅、塩、紫蘇だけで作った梅干は美味しいと色々な所に書いてある。
が、そういったものは高い。
じゃあ作った方が安いじゃん!という貧乏根性が働いたのだ、確か(結局それで、梅干を買う以上の金がかかる事は頭にない)。

作ってみて、

「すっぱ!!!しょっぱ!!!」

これが分かって、満足した私の梅干消費量は中々上がらない。
だって元々好きではないから・・・。
なのに今年も、どこの梅で作ろうか考えている。
梅干は意外と作るのが難しくなく、梅が変わっていく様も見ていて楽しかった。

何だかまた作ろうと思わされる魅力がある。

が、消費がねぇ・・・

とりあえず、昔ながらの塩の量(梅の重さの18%程)で作るとかなりしょっぱい。
1個だと、お弁当に入れると余す。
しかし、ここから塩分を減らすと、カビの危険が出てくる。

では小梅は?と思う。しかし、他に目をつけていた種類もあるしで頭を悩ませている。

こんな事を打っている内に、体調がもっと悪くなってきた。


そう、あと、梅干の迷信があるから何だかやめられないっていうのもある。

http://www.pickled-ume.com/info/qa_9.html

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2005/0616/044311.htm?o=0

私は昨年作った時、塩漬けしている段階で梅酢にカビを浮かせてしまった。
でもこれは出来てからの梅干を黴させたらという話だよね・・・?と自分に言い聞かせている。
三年続けるという話は何なのだろう。とりあえず今年も作るけど。そしたら一応三年になる。
乗りかかった船、というか梅。